松内の揖斐川堤防の下にある傳了寺は、創立年月は不明であるが、永正8年(1511)天台宗より真宗に改宗したと伝えている。阿弥陀仏を本尊とする真宗大谷派東本願寺の末寺である、
牧田川と揖斐川に挟まれた中州にあり、何度も洪水に見舞われた為、柱全部に寺の名前が書かれていた。明治35年揖斐川改修の結果現在地に移転した。
三面に顔、正面の額には菱形の印があるのが特徴の木像『青面金剛神(しょうめんこんごうしん)』が厨子に安置してある。
大東亜戦争の時、明和7年(1770)鋳造のつり鐘を供出した。
参考文献:輪之内町史:開けゆく輪之内・昭和63年広報
場所 | 輪之内町松内480-1 |
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連絡先 |
TEL:0584-69-3321 |
所有者 | 代表 藤井 英毅 |
製作年代 | 創立年は不明 |
撮影日 | 2013年1月16日 | 経度 | 35.26358266749964 |
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調査年月日 | 緯度 | 136.61689594388008 |
水郷地帯の岐阜県輪之内町。
輪中に位置するこの町は、昔から
川の氾濫をくり返し、生命、家屋、農地等を奪いつつも、水害から身を守るため
様々な治水事業を行ってきました。
中でも宝暦年間に行われた治水事業は、輪之内町のの歴史上大変重要であり、今の輪之内を形づくっています。
輪之内町内には薩摩藩の功績をたたえた史跡や、水と戦ってきた数々の知恵が今も生きています。