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福善寺ふくぜんじ

門

門
門正面
門正面
鐘つき堂
鐘つき堂
門

対象物の特徴・来歴等

本郷にある福善寺の由緒には、元暦元年(1184)の創立とある。天台宗であったが、永正7年(1510)に中島浄祐が真宗に改宗し阿弥陀仏を本尊とする真宗大谷派東本願寺の末寺である。
 鐘つき堂は、一級建築士であった前住職が、昭和13年に建立した。張りには立派な彫刻があり、鐘の音が大垣まで鳴り響いたといわれた、つり鐘(1350㎏)突き棒(300㎏)は、昭和27年16人で除夜の鐘を突いていたら真二つに割れてしまい、重さを変え少し厚めの鐘に造り替えた。
 16世紀中期、僧侶が親鸞聖人御宸筆の『光明本』を運ぶ道中、大洪水に遭い福善寺に何日も滞在した。そのお礼に世界に二幅しかない『光明本』を置いていった。
大東亜戦争の時、正徳4年(1714)鋳造のつり鐘を供出した。

参考文献:輪之内町史
資料提供者・協力者(敬称略):中島 正義

詳細情報

場所 輪之内町松内字本郷1036-2
連絡先

TEL:0584-69-2173
FAX:

所有者 代表 中島 正義
製作年代 元暦元年(1184)創立
撮影日 2011年8月10日  経度 35.260714764213695 
調査年月日   緯度 136.6245710849762 
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輪中のまち輪之内町

水郷地帯の岐阜県輪之内町。
輪中に位置するこの町は、昔から 川の氾濫をくり返し、生命、家屋、農地等を奪いつつも、水害から身を守るため 様々な治水事業を行ってきました。
中でも宝暦年間に行われた治水事業は、輪之内町のの歴史上大変重要であり、今の輪之内を形づくっています。 輪之内町内には薩摩藩の功績をたたえた史跡や、水と戦ってきた数々の知恵が今も生きています。