藻池新田の中央にある専祐寺は、元和9年(1623)の建立。開基祐圓は石津郡下境村(現、南濃町)西光寺の二男。阿弥陀仏を本尊とする、真宗大谷派東本願寺の末寺である。
大正6年、池を埋め立て仮堂を現在の本堂に建て替えた。池を提供した5軒の先祖代々の墓が今も境内にある。
明治中頃、藻池新田の神明神社の御神体が、専祐寺の庫裏に祭られるようになった。お宮の奉斎には、同寺から火を運ぶ慣習になっている。 専祐寺には、東と南に門がある。
大東亜戦争の時、天明8年(1784)鋳造のつり鐘を供出した。
参考文献:輪之内町史、開けゆく輪之内、昭和63年広報
場所 | 輪之内町藻池新田5039 |
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連絡先 |
TEL:0584-69-3060 |
所有者 | 住職 三輪 専 |
製作年代 | 元和9年(1623年)建立 |
撮影日 | 2012年1月16日 | 経度 | 35.2825383 |
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調査年月日 | 緯度 | 136.6226816 |
水郷地帯の岐阜県輪之内町。
輪中に位置するこの町は、昔から
川の氾濫をくり返し、生命、家屋、農地等を奪いつつも、水害から身を守るため
様々な治水事業を行ってきました。
中でも宝暦年間に行われた治水事業は、輪之内町のの歴史上大変重要であり、今の輪之内を形づくっています。
輪之内町内には薩摩藩の功績をたたえた史跡や、水と戦ってきた数々の知恵が今も生きています。