大吉新田の中央にあり、田んぼに囲まれた神明神社。大吉新田の開拓者山内氏他12名が願主となり、寬文10年創建。主祭神『天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)』を祭る。
山内氏の守護神を祀ったものと伝えられている。昭和初年神社改築のさい、御神体を山内家に預けた。御神体は、開墾当時の土地の事情を物語る『太い葦の茎』と言われている。
神明神社の社殿に残る創建時の棟札に、開拓者及び入作者12名(小池・神田・三輪・加藤・大橋・鈴木・中野・里宮・菱田・堀田・中島・山本)が願主として記されており、開発をうらづける具体的史料として貴重である。
本殿の左側には『常夜燈』と祠がある。
資料文敵:輪之内町史
場所 | 輪之内町大吉新田730-1 |
---|---|
連絡先 |
TEL: |
所有者 | |
製作年代 | 寬文10年(1670)創建 |
撮影日 | 2012年1月16日 | 経度 | 35.27141057410734 |
---|---|---|---|
調査年月日 | 緯度 | 136.61692142486572 |
水郷地帯の岐阜県輪之内町。
輪中に位置するこの町は、昔から
川の氾濫をくり返し、生命、家屋、農地等を奪いつつも、水害から身を守るため
様々な治水事業を行ってきました。
中でも宝暦年間に行われた治水事業は、輪之内町のの歴史上大変重要であり、今の輪之内を形づくっています。
輪之内町内には薩摩藩の功績をたたえた史跡や、水と戦ってきた数々の知恵が今も生きています。