藻池新田の西側にある神明神社は、寬永元年(1624)頃の建立で、主祭神『天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)』を祭る。
神明神社の御神体は、明治初期まで当地の有力者が保管していたが、それが裁判沙汰になり乗願寺へ。その後、幾多の変遷を経て、明治中期に専祐寺の庫裏に祭られた。それから、お宮の奉斎には、専祐寺から火を運ぶ慣習になった。
境内入口の鳥居の前には大きな楠の木がある。境内が少し高台になっているので、神社から町内がよく見渡せる。
参考文敵:輪之内町史・昭和63年広報
場所 | 輪之内町藻池新田5354-1 |
---|---|
連絡先 |
TEL: |
所有者 | |
製作年代 | 寬永元年(1624年)頃建立 |
撮影日 | 2012年1月25日 | 経度 | 35.27967893020138 |
---|---|---|---|
調査年月日 | 緯度 | 136.61990404129028 |
水郷地帯の岐阜県輪之内町。
輪中に位置するこの町は、昔から
川の氾濫をくり返し、生命、家屋、農地等を奪いつつも、水害から身を守るため
様々な治水事業を行ってきました。
中でも宝暦年間に行われた治水事業は、輪之内町のの歴史上大変重要であり、今の輪之内を形づくっています。
輪之内町内には薩摩藩の功績をたたえた史跡や、水と戦ってきた数々の知恵が今も生きています。