南波の県道安八海津線にある八幡神社は、天正16年(1588)頃の建立。主祭神『大神天皇(おうじんてんのう)』を祭る。
古老の話では、昔洪水の時に揖斐川と中村川の合流地の三本杉の付近へ、中に御神体が入った祠が流れ着いた。祠の持ち主が受取にきたが、御神体の「動きたくない」というおつげがあり、この地にお祭りする事になった。
境内には、大正15年に村社になった若宮神社がある。
境内入口には、『遷宮記念』碑がある。石碑には「八幡神社玉垣手水舎新設、皇記二千六百五十三年十月」と記している。その横には『寄附芳名』碑(昭和13年10月建立)がある。
参考文敵:開けゆく輪之内・輪之内町史
場所 | 輪之内町南波1089 |
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連絡先 |
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所有者 | |
製作年代 | 天正16年(1588)頃建立 |
撮影日 | 2012年2月20日 | 経度 | 35.30911933287881 |
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調査年月日 | 緯度 | 136.64079308509827 |
水郷地帯の岐阜県輪之内町。
輪中に位置するこの町は、昔から
川の氾濫をくり返し、生命、家屋、農地等を奪いつつも、水害から身を守るため
様々な治水事業を行ってきました。
中でも宝暦年間に行われた治水事業は、輪之内町のの歴史上大変重要であり、今の輪之内を形づくっています。
輪之内町内には薩摩藩の功績をたたえた史跡や、水と戦ってきた数々の知恵が今も生きています。